Ashlasの考察 【ELDEN RING】

エルデンリングの考察

「大壺作りの真の目的。霊、角、蠅の病」エルデンリング考察15(DLC)

 注意:以下、DLCの重大なネタバレが含まれます。

 

 

 エルデンリングのDLCでは、影の地に赴くこととなる。

 影の地では角人という民が暮らしており、黄金樹の民とは異なる特有の文化を形作っていた。

 

 本記事では角人の文化のひとつ、壺が作られる理由について考察する。「角人たちは、マリカとメスメルに焼き滅ぼされて当然だ」と思う人ほど、この考察記事は楽しいものとなるだろう。

 

 その過程で、坩堝忌み子霊の民角人など、エルデンリングに繰り返し登場するの重要な性質がわかる。

 

 

 記事の内容は、こちらの記事、エルデンリング考察14を踏まえたものとなっています。

 先にこちらをご一読になると内容が理解しやすいと思われます。

 

 

ashlas.hatenablog.com

 

 

 

 

 角人は、生き壺を用い、罪人を善人に生まれ変わらせていた。

 その理由を端緒にして、影の地の様々な謎が解き明かされる。

 

 考察を終える頃には、行いについても内面についても、黄金樹と角人の両陣営の残酷さにそれほど差がないと結論付けることとなる。

 

 まず、角人を象徴するを取り上げる。

 

 ここから、角人たちがわざわざ大壺でアレコレしている意味が考察できる。

 

 

 

角が意味すること:角人

 角人には大壺の他にも様々な文化がある。

 

 その中でも最も目立つのが、である。

 

 角人にとって、神聖である。

 

「頑健の首飾り+2」

角人たちにとって、神聖であり

だからこそ、彼らは選ばれた民である

 

 また、影の地では、霊性を帯びた角を入手することができる。

 

「獣の角」

霊性を帯びた

アイテム製作に用いる素材のひとつ

 

影の地の、角の生えた獣から手に入ることがある

 

 中でも、混じり角は特に霊性が高い

 

「頑健の首飾り+2」

新たな芽生えを繰り返した、混じり角

特に霊長を示す徴だとされている

 

水子

混じり角は霊性の象徴である

(略)

 

 そして、を呼び寄せることができる。

 

 具体例として、アイテム「獣の角」からは、アイテム「火霊石」とアイテム「精霊石」を製作できる。どちらもに関係している

 

「獣の角」

霊性を帯びた

アイテム製作に用いる素材のひとつ

 

「火霊石」

火霊は、精霊の一種でもあり

その中でも激しい性質を持つという

 

精霊石

ラウフの巣穴に精霊を住まわせたもの

 

 を呼び寄せるのに対し、より霊性の高い混じり角を降ろすことができる

 

「呪剣士の仮面」

うねる混じり角を冠とした仮面

それを被る者に神を降ろす

 

「角の戦士の兜」

逞しい混じり角を冠とした兜

塔の守護者たる、角の戦士の装備

それを被る者にを降ろす

 

「神獣の兜」

神獣の面を象った、混じり角の

選ばれた角の戦士たる、神獣の戦士の装備

それを被る者にを降ろす

 

「神鳥の兜」

神鳥の面を象った、混じり角の

角の戦士の始祖たる、神鳥の戦士の装備

それを被る者にを降ろす

 

 ここまでで、混じり角を呼び寄せられることがわかった。

 また、角人信仰している。

 

「霊灰」

強い霊性を纏った祖先の遺灰

 

(略)

 

その乾いた遺体は、土地神と呼ばれ

霊灰は、その掌にそっと生じるという

 

 塔の街ベルラートなどで、土地神が崇拝されているところを観察できる。

 

土地神が崇拝されている。霊灰を入手できる。

 

 また、ベルラートの老婆から下の祈祷を入手することができる

 

「守護霊」

神人の老婆に託された思い

 

(略)

 

術者の頭上に守護霊を召喚する

守護霊は、術者から離れず付き従い

幾度が怨霊を放った後に消える

 

 霊に関する祈祷や魔術は、ほとんどが魔力属性となる。

 しかし、角人の老婆から託されるこの祈祷「守護霊」は聖属性である。

 

 また、アイテム「角水子」も聖属性の攻撃を繰り出す。

 

 よって、角人信仰していると言える。

 

 

 

角が意味すること:黄金樹

 ところで、黄金樹の勢力が嫌っていた忌み子にもが生えている。

 だが、忌み子の角は、角人のように聖なるものではない。

 

 忌み子呪われている

 これは、以下のことから判断できる

 

 

 まず、忌み子自体が呪われている

 

「忌み水子

呪われて生まれた赤子の像

 

 アイテム「王家の忌み水子」や、アイテム「忌み水子」は、エフェクトが黄黒色である。この色は忌み捨ての地下にいる忌み子のブレスと同じである。

 

忌み水子。黄黒色をしている。

王家の忌み水子。黄黒色をしている。

忌み捨ての地下にいる忌み子のブレス。黄黒色をしている。

 

 ちなみに、角水子はこれらとは色が異なる。

 

水子。白い。

 

 また、呪われている敵といえば、王族の幽鬼である。

 

「幽鬼について」

地を這う王族の幽鬼たちやその従者たちは、呪われている

彼らは、回復の力により傷つく

 

 王族の幽鬼には、忌み子のブレスと同じ黄黒色のエフェクトが使用されている。

 

王族の幽鬼。エフェクトが黄黒色である。

 

 呪われた絶叫を上げる戦技「ミエロスの絶叫」も、同じ黄黒色のエフェクトを放つ。

 

「ミエロスの絶叫」

呪われた、おぞましい絶叫を上げ

 

ミエロスの絶叫。黄黒色をしている。

 

 忌み王モーゴットや、血の君主モーグ呪われている。この二人のデミゴッドは忌み角を持つ。

 

 モーゴットは第二形態移行時に、忌み子ブレスのような黄黒色のエフェクトを発する。

 そして、次のセリフを発する。

 

モーゴット

”…王の座を、呪いで穢すなど…”

”…耐え難い恥よ…”

”…許さんぞ、お前だけは…”

 

 モーグが呪われているのは次のアイテムからわかる。

 

モーグの拘束具」

黄金の魔力を帯びた呪物

忌み子と呼ばれる呪われた者たち

そのただ一人を、特に厳重に拘束するもの

 

 最後に、忌み子が呪われていると言えるだけでなく、忌み子の特に呪われていると以下のアイテムから言える。

 

苗床の呪い。角がびっしりと生えている。

 

「苗床の呪い」

糞喰いが殺し、穢した死体に生じる呪い

忌み角に侵された生乾きの宿痾

 

糞喰いは、死体を苗床に呪いを育てる

 

 これらのことから、角人の角とは違って、忌み子呪われていると言える。

 

 

 

黄金樹と霊

 角人の角は神聖で、忌み子の角は呪われている。

 

 なぜ忌み子の角は呪われているのだろうか。

 

 角人の角は霊を呼び寄せると先述した。

 角人にとって霊は神聖である。

 

 一方、黄金樹にとって、霊は神聖ではない

 

嵐の麓の地下墓の幻影

”…正しい死とは、すなわち、黄金樹に還ることなり”

”待ちなさい。根が貴方を呼ぶ、そのときまで…”

 

ラニ

”それは、霊喚びの鈴でな”

黄金樹に還ることのなかった遺灰から、喚ぶことができる

 

 黄金樹に還ることは、誉れあることである。

 

「失地騎士、オレグ」

失地騎士となったオレグは、祝福王に見出され

百の裏切り者を狩り、英雄として還樹を賜った

 

 そう、ここで気付く。

 

 黄金樹に還るのを地下墓で待つことすら許されない者以外、ほとんど霊にならない。*1

 

 また、逆に、呪われた死は黄金樹に還ることがない。

 

「苗床の呪い」

糞喰いは、死体を苗床に呪いを育てる

 

そうなれば、もはや死は黄金樹に還ることなく

永遠に呪われたままとなるだろう

狭間の地で、最も忌まわしいもののひとつである

 

 ところで、地下墓は還樹を待つために建造された。

 これは、地下墓に下のように語る幻影がいることからわかる。

 

嵐の麓の地下墓の幻影

”…正しい死とは、すなわち、黄金樹に還ることなり”

待ちなさい。根が貴方を呼ぶ、そのときまで…”

 

 狭間の地には、地下墓が非常に多い。

 そのため、特に高貴な人でなくとも黄金樹に還ることができると推測される。

 

 これは、各地の地上墓所にいるスケルトンがみな黄金樹勢力ではないことからも予想される。

 スケルトンは「太陽の都の盾」をドロップする

 

「太陽の都の盾」

太陽を戴く都が描かれた、栄誉の盾

だが、これはもうボロボロである

 

そして、太陽の都もまた

もはやどこにも、存在していない

 

 多くの者が黄金律の時代において黄金樹に還る中、それができない者は、何らかのよろしくない性質を持っているだろう。

 

 確認だが、霊とは黄金樹に還らず死んだ者である。

 

ラニ

”それは、霊喚びの鈴でな”

黄金樹に還ることのなかった遺灰から、喚ぶことができる

 

 まっとうな人たちは、黄金樹に還る。

 そうでない人たちのみが、霊として漂う。

 ならば、結果として、黄金律では霊のほとんどが呪われているのではないだろうか。

 

 

 

 ここで、考察の道が開ける。

 

 忌み子も、角人と同様に、角で霊を呼び寄せてしまうのではないだろうか

 

 黄金律の下で、霊はほとんどが呪われている。

 

 霊を呼び寄せる角を持つ忌み子。彼らは結果的に呪われてしまうだろう。

 

 

 

黄金律と角人

 角人たちは黄金樹に敵対している。

 

角人

”…黄金樹は敵だ。マリカは我らを裏切り、火をかけた”

 

 また、黄金樹も角人の文化とは相性が良くない

 

「呪剣士の仮面」

神降ろしにより、技量が高められるが

黄金樹の祝福はそれを好まず

雫の聖杯瓶の、回復量が減少する

 

「角の戦士の兜」

神降ろしにより、筋力が高められるが

黄金樹の祝福はそれを好まず

雫の聖杯瓶の、回復量が減少する

 

「神獣の兜」

神降ろしにより、嵐の威力を高め

筋力と技量も高められるが

雫の聖杯瓶の、回復量が減少する

 

「神鳥の兜」

神降ろしにより、神鳥の羽の威力を高め

筋力と技量も高められるが

雫の聖杯瓶の、回復量が減少する

 

 角人の文化において、人は黄金樹に還らないことが推測できる。

 

 ならば、黄金律が始まる前には、呪われた霊の割合も少ないはずである。

 

 よって、黄金律に対し、角人の文化では、角は呪われていない。

 

 

 

大壺の真の目的

ここまでで、以下を述べた。

 

  • 角は、角人の文化では神聖だが、黄金律では呪われている(事実確認)

  • 角人も忌み子も角で霊を呼び寄せている(考察)

  • 黄金律では正しい死とは黄金樹に還ること(事実確認)

  • その結果

    • 霊は、黄金律では呪われている(考察)
    • 霊は、角人の文化では呪われていない(考察)

 

 話を大壺に戻す。

 

 既に気付いた人もいるだろう。

 

 

 大壺は霊の浄化システムである。

 

 

 そう考察できる。

 

「大壺頭」

その祈りは大壺の中身に捧げられる

いつか、善き人として生まれ変わるように

それは、人の手による輪廻である

 

 大壺は、罪人を善人に生まれ変わらせるために作られている。

 

 罪人を罪人のまま死なせたなら、霊の質が低くなってしまうだろう。

 

 善人として亡くなれば、霊の質が高くなる。

 

 

 亡くなった際の霊の質が、生前の行いで決まる。

 そうほのめかされているテキストがある。

 

「修験者の腰布」

自らを厳しく律し、苦行を積む

塔の修験者たちの装束

 

彼らは、いつか即身の土地神となるために

修験によりその霊性を高めていく

 

 霊性とは、霊の質のことだろう。

 また、土地神とは、修験者の遺体であった。

 

「霊灰」

強い霊性を纏った祖先の遺灰

 

(略)

 

その乾いた遺体は、土地神と呼ばれ

霊灰は、その掌にそっと生じるという

 

土地神が崇拝されている。霊灰を入手できる。

 そう、生前の行いから、亡くなって霊となったときの質、つまり霊性が決まるのである。

 

 

 大壺は霊の浄化システムである。

 罪人を罪人として死なせず、善人に生まれ変わらせる。

 

 そして、霊性の低い霊を減らしていく。

 

 

 そう考察できるのである。

 

 

 

大壺づくりの文化

 大壺が霊の浄化システムであることの、更なる証拠がある。

 

 大壺づくりは、神聖である。

 

「大壺頭」

逆さにかぶり、頭をすっぽりと覆う大壺

牢獄で祈りをささげる祈祷師の被り物

 

投擲壺および大壺の威力を高める

 

その祈りは大壺の中身に捧げられる

いつか、善き人として生まれ変わるように

それは、人の手による輪廻である

 

 祈祷が捧げられている。祈祷は神事に用いられる。すなわち神聖である。

 

 また、大壺づくりは神事であると明言されている。

 

「毛蟲の仮面」

無数の毛蟲を凝り固めた、異様な仮面

ボニ村の大壺師たちの呪具

 

それは、彼らが神事に勤しむとき

あらゆる邪念を寄せ付けぬ

穢れ、迷い、誘惑。それらすべてを

 

 私は、大壺が霊の浄化システムであると考察した。

 角人にとって霊は神聖である。

 これは、霊に関わる大壺づくりが神聖であることに整合する。

 

 決定的な証拠として、次のフレーバーテキストが挙げられる。

 

「生き壺の破片」

死後硬化した、生きている壺の破片

アイテム製作に用いる素材のひとつ

 

それは禁呪の力を秘めるとされ

密猟の対象であり、高値で取引される

 

 壺には禁呪の力がある。

 

 霊性の低い罪人が死後呪われた霊にならないよう、壺が作られている。

 

 そう言えそうである。

 

 

 

角人と蠅の病

 しかし、プレイヤーが影の地に赴く時代では、角人たちは敗北し、黄金樹の文化が主流である。

 なら、呪われた霊も多いはずである。

 

 ところで、影の地には、人蠅がいた。

 

毒沼の人蠅

 

人蠅

 

 病棄て村や蠅の村など、人蠅ばかりがいる村もある。

 

 また、塔の街ベルラートや、エニル・イリムにすら人蠅は存在する。

 

 人蠅は、により角人が変化した姿である。

 

「人蠅の遺灰」

の果てに人蠅の姿となった角人たちは

その姿が変わる時、苦痛から解放されるという

 

 人蠅の病は、病というより呪いに近い。

 

「病のタリスマン」

弱き者が、恐るべき蠅の病に罹った時

変態より前に、その生命が尽きてしまう

その死を看取り、丁重に葬った者だけは

病に罹ることが無かったという

 

 影の地の外に、人蠅は存在しなかった。

 蠅の病は角人だけが罹る病と言える。

 

 病捨て村を見ればわかるように、病人の死体は雑に扱われていた。

 病気がうつるのを恐れて、人々が近づきたがらなかったためだろう。

 

 しかし、死を丁重に葬った者は病にかからなかった。

 

 蠅の病は呪いに近い。

 

 丁重に葬られなかった死者が、呪われた霊となることも想像しがたくない。

 

 蠅の病は角人が呪われた霊を呼び寄せた結果ではないだろうか。

 

 

 

蠅の病

 人蠅は、影の地の様々な場所に出現する。

 また、大量の死体のそばに人蠅がいることも観察できる。

 

 人蠅と大量の死体が病捨て村という名前の村に登場する。

 このことからして、角人には蠅の病を治す方法がなかった

 

 

 罪なき巫子を犠牲にしてまで、罪人から大壺を作り、善人へと生まれ変わらせていた。

 わざわざこんなにも面倒な方法で罪人を処理する必要はない。

 

 「そういう文化だから」と言って終わらせても良いが、何か罪人を処理すること以外にも理由があるはずである。

 

 わざわざ大壺を作っていたのは、蠅の病に対処するためではないだろうか。

 

 

まとめ

 内容をまとめる。

 

  • 角人にも忌み子にも角がある
    • 角人にとって角は神聖
    • 黄金樹にとって角は呪い、穢れ
      • ただの文化の違いではない 
      • 黄金樹と角人の生死のシステムの違いが原因
  • 角は霊を呼び寄せる
    • 黄金樹では、まっとうな人は黄金樹に還る
      • 残った霊は呪われているものばかり
    • 角人は大壺を用いて、罪人を罪人のまま死なせない
      • 結果として、みな善人として死ぬ
        • 霊性が高いまま死ぬ
          • これにより、霊が呪われない 
            • 生前の行いが霊の質に関係する
  • 角人たちは蠅の病にかかる
    • 蠅の病は治せない 
      • 病というよりは呪い
    • 蠅の病は呪われた霊のせい
      • 角人は霊を呼び寄せるが、それが呪われた霊だったとき
    • 蠅の病の対処法こそが、大壺

 

 

 

角人の文化のシステムと黄金樹のシステム

 長かったが、角人たちが黄金樹とは異なるシステムの中で生きていることがわかった。

 

 黄金律が様々な問題をもたらしたように、角人の文化も様々な問題を抱えている。

 

 それを解消する手段も、人によっては許しがたい。

 しかし、角人たちにとっては、ふつうのことだった。

 

 最初に訪れる廃墟で、幻影から話を聞ける。

 

火に焼かれた廃墟の幻影

”……”

”…みんな、燃えちまった”

”あのメスメルどもが、みんな燃やしちまった”

”儂らが、何をしたって言うんだ”

”ただ、生きていただけだろう…”

 

 

 

考察を終えて

 黄金律において、忌み子は穢れであった。

 だが、この考察が正しければ、そもそも忌み子が呪われるよう仕向けたのは黄金律である。

 

 モーグやモーゴットがなかなか可哀そうに思えてくる。

 

 

 また、別の謎が思い浮かぶ。

 

 黄金が始まったのは、裏切りと誘惑だった。

 

ストーリートレーラー

”…ミケラ様は、仰っていた”

”はじまりは、誘惑裏切りだった”

”黄金はそうして生まれ”

”また、影も生まれた”

 

 はじめ、マリカと角人は敵対していなかったのである。

 

 もしかしたら、マリカは角人の抱える問題を解消すると嘘をついたのかもしれない。

 

 

 

 そして、今回の考察を前提にすると、ミドラーに関する驚愕の事実が明らかとなる。

 こちらが続編のエルデンリング考察16です。ぜひ、ご一読ください。

 

ashlas.hatenablog.com

 

 

 

 

 以下、関連する考察です。

 

 

ashlas.hatenablog.com

 

ashlas.hatenablog.com

 

 

 

*1:「失地騎士、オレグ」などの遺灰は、霊として呼び出せるのに、「還樹を賜った」とフレーバーテキストに記されている。しかし、これはなんら不思議ではない。というのも、それらの遺灰を入手できるのは地下墓の根の前であり、嵐の麓の地下墓の幻影の話からして、還樹の過程として根の前で待っていると考えられる。「還樹を賜った」というのは、恐らく根にお供えされたことを意味する。